ステファノ・ジョバンノーニのパートナーで妻でもあるエリサ・ジョバンノーニは、ポルデノーネ 生まれのインダストリアル& インテリアデザイナーです。数々の賞とコンペティションで多くの 受賞歴を誇り、ドムスアカデミー(Domus Academy) やミラノ工科大学(Polytechnic School of Design) の講座を担当しています。 

1984 年生まれ。「デザインとは、魂が められ、詩的 素や感性を表現するもので、単純なフォル ムを えたストーリーを るべき」というのがラケルの信条。テクノロジー・機能性・革新性と伝 統や感性を兼ね備えながら、風刺の利いた親しみやすい「モノづくり」に挑むラケルは、2010 年 にイタリア・デザイン界の才能ある若き人材の一人と められました。

お互いの個性を 完しつつ原材料の方法 的探求に則り、ダイナミックな表現をするのが彼らの持 ち味です。　ヴァレリアの専門はビジュアルアーツ、デニスはインテリアデザインの分野でアカデ ミックな教育を修めました。彼らは再生材料を好み、伝統的な製品が有する技術的限界に挑むこと で、資材そのものが持つストーリーを紡ぎ、対象物のデザインを導き出します。

1950 年生まれ。ベネト地方出 。イタリア初のデジタル画像・インターポレーションのクリエイターの一人でもあります。1996 年にはアンナ・ディミッティナエーレと共に美術館『オペラ・ボ スコ(Opera Bosco)』を創設、80 年代から90 年代にかけて世界レベルの賞を受賞し、彫刻作品の 創作を続けました。2002 年からは、国際的作品『シグマ(Sigma) 』の製作を開始。

論文で発表した「オーラ(Aura)- 未来のスクーター」が2002 年アプリリアデザイン賞を受賞し、 パレッティ・スタジオとの共同製作へと道を拓きました。2005 年からSLAMP との共同開発を開始、 当社の工業工程メカニズムに深く関わることになります。第11 回ベネチア建築ビエンナーレで展示されたナイジェル・コーツの「lamp( ランプ)」製造工程も担当しました。

1972年生まれ。ローマ出 。ローマ大学ラ・サピエンツァのインダストリアルデザインおよびビジュ アルコミュニケーション科を卒業。現在は同科非常勤講師を務めます。大手企業や主要機関とのコ ラボレーションによる製品やグラフィックデザインを扱うイネスは、個人、グループで、様々な展示に参加。そのプロジェクトは数々の賞や栄誉に輝いています。

1978 年リオデジャネイロ生まれ。ザニーネは、建築や彫刻、デザインプロジェクトに取り組む 父ホセ・ザニーネ・カルダスの姿を見て育ち、セルジオ・ロドリゲスの工房で初めての家具を製作。 その後経験を積み、プロとして円熟の域に達しました。ブラジル有数のデザイン やiF デザイン  を含む国際的な賞を数々受賞。